沖縄観光の半世紀を、業界の側から。 — 沖縄県レンタカー協会 創立50周年記念誌 制作
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沖縄県内のレンタカー事業者で構成される業界団体、一般社団法人沖縄県レンタカー協会様の『創立50周年記念誌』を制作しました。昭和49年8月の発足から半世紀の歩みをまとめた一冊です。
記念誌は、どうしても資料としての保存が目的になりやすく、通して読まれる機会は多くないかもしれません。そこで本書では、協会の歴史を沖縄観光の歴史と重ねて読める構成を軸にしました。本土復帰にともなう交通方法の変更、海洋博による需要の高まり、同時多発テロやコロナ禍といった大きな波まで、県内の出来事と協会の動きを並べて追えるようにしています。
象徴的なのが、レンタカー登録台数・事業者数の推移グラフです。数字の折れ線に、その時代の街並みや貸渡所の様子、当時のガイドブックといった写真を重ねることで、事業者9社・322台から5万台を超える規模へと広がった50年が、ひと目で伝わるページになりました。歴代会長3名による座談会では、創業期の苦労から空港の混雑対策、インバウンド対応までを当事者の言葉で振り返っていただいています。
一方で、祝辞や歴代役員、組織図、委員会紹介、会員名簿といった資料としての役割もしっかりと担保しました。これまでの歩みを記録するだけでなく、次の50年に向けた話し合いの土台となる一冊になればと考え、構成からデザインまでを組み立てています。



Client:一般社団法人沖縄県レンタカー協会
Agency:宣伝
Director:高松茂夫(梃)
GraphicDesigner:木村由巳夫(デザインケイアイ)
Writer:吉田直人
Editor:松島成子
